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見て、触って、使って体感できる操作性。

ひと目見ただけで気付く、手に取るとさらにわかる、使ってみたら確信できる、これでICカウンター搭載なのかと驚くほどの、コンパクトさ、軽さ、握りやすさ。
そのために、パーミングのしやすさからサムレストポジションにいたるまで、アングラーが操作しやすいリールを目指して、隅々まで手は抜かない。
「コンパクト」だけでは安定したグリップは発揮できない。ジギングシーンを想像してほしい。
A サミング:ジグを投入し、ボトムまで落とし込むときの親指位置。
B 誘い:多彩なしゃくりを演出するジグ操作時の親指位置。
C 対峙:ヒット後のターゲットとのやり取り時の親指位置。何気なく配置しているようで、最大限の配慮が成されたサムレストポジション。
AからCにポジションが変わるにつれて、高負荷の状況へと変わる。
特にC:誘い時の場所にICカウンターのボタンがあると、誤作動の元。
そういった煩わしい箇所は徹底排除。
すべては「見て触って体感できる、圧倒的コンパクト」の実現へ。
ICカウンターの配置場所も今回のポイント。ICカウンターを搭載しても、ソルティガICらしいスタイリッシュさを保ちつつ、パーミングの邪魔にならず、当然、カウンターも見やすい位置に。かつ、誤操作を防ぐため、ICカウンターは左右ハンドルで専用設計に。
サイドプレートは最小径クラスに。スプール位置はONセンターに配置することで、たわみにくくガタの出ない仕上がりに。リールシートとの嵌合部で大事な役割を果たすリールスタンドはクランク化。ボディ高が0.1mmでも低いポジションになるように隅々まで徹底
レベルワインド前方に設置されるダイワ独自のフロントピラーの効果は絶大。握り込める形状にこだわったからこそ、パーミング側人差し指の配置も重要なのだ。ポイントは、①指の挟み込み防止②レベルワインド機構の保護(落下時など衝撃防止)③ボディ剛性UP。ロッド装着時、フォアグリップとフロントピラー下側のスペースに人差し指を置くことで、手当たり感追求、収まり感追求、ひいては感度UPを追求。すっぽ抜けなどの落下防止にも大きく貢献している。
 ソルトベイトリールの根幹である、3つの必要性能を思い出していただきたい。回転性能。耐久性能。そして、もうひとつがここで解説する操作性能である。ソルティガICは、実釣におけるストレスフリーな操作性能にも、無論、徹底的にこだわった。
 まずは、軽く、小さく。
 ICカウンターを搭載しながらも、100番で自重300~310g、300番で自重385~405g。従来のカウンター非搭載モデルに迫るほどの軽量化を達成した。軽ければ楽に操作できるのは当然だろう。
 加えて、ボディのコンパクト化である。サイドプレートはクラス最小径サイズを達成し、パーミングのしやすさも向上。要するに、疲れずに、リラックスした姿勢でリールを握り続けられるというわけだ。
 また、釣りの各場面において、アングラーがリールと接触する部分、つまり手、指が、ベストなポジションをとれるように、従来にも増して細部まで徹底的に検証し、設計を施したのがソルティガICなのである。まずは実際にロッドにセットして、握っていただければ、すぐになるほどと納得していただけるはずだ。
 例えば、もっとも動作頻度の高い親指の定位置(サムレストポジション)は、クラッチのオンオフ、サミング、ICカウンターの操作へとスムーズに、ストレスなく移行できるようにパーツポジションを徹底検証した。
 また、人差し指はフロントピラー部に沿えるように改善。これはレベルワインドの位置設定に加え、レベルワインドと人差し指の当たりを防ぐためにレベルワインド前に設置した、ダイワ特有のフロントピラーがあるからこそ可能なポジショニングだといえるだろう。実際、このレベルワインドとロッドのフォアグリップとの間に人差し指を置くと、リールとの手当たり面積が増え、手のひらへの収まりもグッと良くなる。それは感度向上にも繋がり、また、不意の大物が来た場合、人差し指がフックすることで、すっぽ抜けが大きく改善されるのである。
 ソルティガICは、リールそのものの軽量化、コンパクト化、エルゴノミクス向上に真っ向から向き合い、さまざまな実釣のシーンでよりよい性能を発揮するよう作り上げたものである。
見えない海中を精度高く掴む。

刻々と変わる状況に瞬時に対応する、丸型ジギングリール初搭載のICカウンター。
カウンターそのものの機能を進化させたと同時に、握りやすさなどにも大きく関わるコンパクトセッティングも実現。
これによりソルティガICは、ICカウンター搭載機とは思えないほどのスタイリッシュなフォルムを持つに至ったのである。

 ICカウンターを搭載しながら、非搭載機をしのぐほどの軽量化、コンパクト化を実現。つまり、従来、ICカウンターを搭載することで生じていた最大のマイナス面が、ソルティガICには、もはやもう存在しない。かつ、右ハンドルと左ハンドルそれぞれに合わせたデザインにすることで操作性も向上。不要とされる原因は着実に解消し、アドバンテージだけを享受できるICカウンターへと進化したのが、ソルティガICなのである。
 当然、機能面も使いやすいようにチューン。とくに便利になったのがデプスアラームである。フォール中に、ライン放出10ⅿごとにアラーム音が鳴る機能のことで、ラインの放出量を知るためには、ICカウンター非搭載機であれば色分けされたラインを、アラーム非搭載機であればカウンターを注視しなければならなかったものが、音で水深がわかるのがデプスアラームである。従来機にもデプスアラーム搭載モデルはあるものの、ソルティガICでは、さらにそれをソルトルアーシーンに使い勝手よくチューン。また、アラーム音の音質にもこだわり、リラックスして、気持ちよく釣り続けられる、マイルドな音を採用した。
 ICカウンター+ デプスアラームが繰り広げる新たなジギングシーンでは、海底の形状・水深把握力が飛躍的に向上。例えば、根回り、落ち込み、かけ上がりやかけ下がりなど、今まで感覚で対応していた海底形状の変化を視覚的に、更にはデプスアラームにより聴覚的に把握でき、的確なアプローチが可能。指示棚へ直撃も容易、かつ指示棚直前からのフォールでのアプローチなど様々な戦略が演出できる。

アングラーが手にするのは、フェアではないほど高い海中把握力。
【アラーム音】
視覚=液晶に頼りがちになるICカウンターリール。
使いやすさの幅を広げるべく、聴覚=アラームにもこだわり、アラーム音の音質までつくり込んだ。

●デプスアラームがさらに進化
アラーム音で通知する正確なタナ攻略が可能に。
10mごとに、アラーム音1回の繰り返し。
10mごとに、アラーム音1回~3回の繰り返し。
10mごとに、アラーム音1回~5回の繰り返し。
いずれもフォール設定、巻上げ設定それぞれでON/OFF設定が可能。
目でカウンターを確認せずとも、アラーム音のみで水深把握が容易となった。

●デプスアラーム音質の改善
船べり停止アラームとデプスアラームの音質を変えることで、実釣時でもうるさすぎない快適なアラーム音へ
※船べり停止アラーム音質は今まで通り高音で注意喚起

●糸入力時も簡単便利
P3引き出し入力方法を改善。
今までは50m→100mの引き出し入力が必要。それが、30m→60mの引き出し入力へ改善し、クイックなセッティング、リカバリーを可能に。
しかも、現場でのライン巻替えが発生した場合、水深が60m以上あれば入力がラク

[ 入力方法 ]
1.新しく巻き直した状態で、タックル組み込みを行う
2.P3入力画面へ設定し、ジグ(仕掛け)を投入し、30mまで落下させる。
3.カウンター表示30mでボタンを長押しし、更に30m落下させる(ここで合計60m引き出し完了)
4.カウンター表示60mでボタンを長押しし、糸入力完了。
5.従来は、ここから60m巻き取って完了だが、そのまま落下させ釣りを行うことが可能

こんな時に便利!!
・ICカウンター表示と誤差が出てきた場合
・PEライン高切れ時
・船上でのライン巻き直しが発生した場合

【ソルティガICカウンター機能】
10cm単位水深表示 深度に合わせてレベルカウント表示
デプス(深度)アラーム 10m毎にアラーム音を鳴らす機能
巻上速度表示 速度に合わせてレベルカウント表示
糸切れ一発補正 糸切れ時などのカウンター修正
船べりアラーム 穂先への巻き込み抑制警告
LEDバックライト バックライト点灯設定(※初期設定はOFF)
タイマー 投入時間を表示(※初期設定はOFF)
P3引き出し入力 改良 30m⇒60m入力(※従来は50m⇒100m)
電池交換可 アングラー自身で簡単に交換可

【水捌けの良さも抜群なICカウンター】
ICカウンターの配置場所も今回のポイント。ICカウンターを搭載しても、ソルティガICらしいスタイリッシュさを保ちつつ、パーミングの邪魔にならず、当然、カウンターも見やすい位置に。かつ、誤操作を防ぐため、ICカウンターは左右ハンドルで専用設計に。液晶画面周辺は、海水溜まりなどのトラブルを防ぐべく凸形状とし、水捌けの良さを実現している。こういう積み重ねが、真の快適さへの原動力だ。
ドラグ性能を飛躍的に高める。

シンクロレベルワインドとは、レベルワインドがライン位置とシンクロして左右に追従する機構。
この機能は、スプールから糸が出ていく動作時に有効に機能する。
なぜこの機構が必要なのか?それは、安心して魚とのやりとりに集中するため。
まずはドラグ性能を飛躍的に高めるための重要な機能であること。
青物とのファイトなど不意の瞬発的な突っ込みでラインが引き出される瞬間、連動することでスムーズなドラグ作動をサポートしてくれる。
次に、スプールとレベルワインドとのライン放出角が小さくなり摩擦抵抗が軽減されること。
細糸PEでもラインブレイクを気にせず、安心してファイトに集中できる。
さらなるターゲットを求めて。不安要素は徹底的に排除していく。
PE特有の食い込みトラブルを大幅に減少させる最適角度を狙ったウォームシャフト
【ソルティガICならではの構造改革】
ソルティガICの製品コンセプトである「コンパクトで堅牢無比」を実現するために、従来とは異なるシンクロレベルワインド機構の構造を新たに開発。ハンドル側へシンクロレベルワインド機構の移設に成功した結果、パーミング側サイドプレートの外径を最大約10%も小径化を実現(※当社従来比)。更に、パーミング側サイドプレートの厚さにも注目。IC非搭載機種と遜色ないサイズ感に抑えることができ、ロッドセンターからの距離も近くなったことで、圧倒的な握りやすさを誇る。
より深みへ。さらに快適に。

 ライトジギングの領域から、さらなる深みへ。コンパクトタイプの部類に入るソルティガIC。このリールのターゲット魚種を徹底的に洗い出し、今までの発想にとらわれないエリアを攻略する。そんなベイトジギンガーの普遍的な気概を、最新の技術で体現するため、新たなスプールサイズへ着手した。
 スプールは100シリーズと300シリーズにおいて、それぞれスプール幅のナロー化を選択。ボディサイズに関わるスプール幅が決まることで、100シリーズではΦ36mm、300シリーズではΦ43mmと最適なスプール径サイズを導き出し、必要なラインキャパシティを確保した。スプール幅をワイドにする従来の手法で同じラインキャパシティを確保しようとすると、ボディは軽量方向だが横長シルエットでどうしてもコンパクトにできない。コンパクトで堅牢無比というコンセプトを裏切らないためには、スプール径を上げる方向で作りこんだ。
 一方、敢えてナロースプールの欠点にも言及しておきたい。ナロースプールの場合は、収納されたラインの巻き径の変化量が大きくなる、すなわちライン放出量によって、ハンドル一回転あたりの巻取り長さの変化量も大きくなる。するとジグアクションにまで影響を及ぼすこととなる。そのあたりも当然、練り込んだうえで最適なバランスに整えた。
 スプール形状は、まず底面の独自の凹凸形状に注目していただきたい。これは、巻き始めが甘い場合に起こるPEの糸滑り現象を極力抑えるための滑り止めの役割を果たす。また、スプール両端部には厚みを設けた。これには2つの狙いがあり、まず細糸PEがスプールとフレームの隙間へ入り込みを防ぐ役割。もうひとつは、サミングスペース。ラインに直接触れないで済むよう、スプールエッジに触れることでラインケアを意識。スプール交換ができないICカウンター機種だからこそ、ラインケアを第一優先に考えた基本設計だ。

【釣法・ターゲット一覧表】
シリーズ PEライン号数 ラインキャパ 釣法・ターゲット
100 0.8号 500m 浅場から近海域のライトジギング全般、タイラバ(ディープ含む)、SLJ、レイクジギング、ボトム狙いなどに対応。狙えるターゲットも幅広い。
1号 400m
2号 200m
300 1.2号 600m ライトジギングはもちろん、中深海エリアでのアカムツやタラ、アラ、ハタ類やヒラメなどのスロージギングに対応
1.5号 500m
2号 400m 近海ジギングからスロージギング、ボトム狙いと幅広く対応。青物(ブリ・ヒラマサ他)はもちろん、根魚などに対応
2.5号 300m
不意の電池切れにも安心。
簡単に電池交換が可能。

いざという時にも、慌てない。
釣行直前に気付くICカウンターリールの「あるある」といえばと電池切れ。
日頃からメンテナンスをしているかどうか?で快適な釣行が左右されることも。
ソルティガICは、専用工具は不要で、コインさえあればバッテリーキャップの着脱が可能なセルフ電池交換対応モデル。
電池交換をしても、糸の入力をやり直す必要もない。まさしくアングラー目線のこだわり。(CR2032コイン電池)
電池交換ができるのも、防水性に優れたバッテリーキャップがあるからこそ、安全かつ簡易に電池交換が可能。ここが極めて大事なポイントだ。
ゾッとする前に、日頃のメンテナンスは意識しておく。備えあれば患いなし。
注)必ず付属されている取扱説明書の該当箇所を確認し、電池交換を行ってください。