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質実剛健、ふたたび

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BLACK LABEL SG 感度と操作性に特化

製品詳細

BLACK LABEL LG 曲がりと粘りと軽さ

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『通称:BLX』------。質実剛『剣』がまた進化を果たす。

およそ10年もの長きに渡り、第一線で活躍し続けてきたハイエンドクラスバスロッド・BLACK LABELがいよいよ第2章の幕を拓く。DAIWAが日々積み重ねてきたロッドエンジニアリングの膨大なる経験値が、次なる世代に未知数の可能性を与えていく-----。

2019春、満を持して登場するBLXファーストモデルは実に全38機種。大胆に2つのシリーズに振り分けられた、すべてのモデルに低〜中弾性カーボンのHVFナノプラスが採用される。Sensitive of Graphiteの略称となる『SG』、Limberness of Graphiteの『LG』。いずれの英文字が示す意味とは何か。釣り方もブランクマテリアルも異なる各シリーズ。しかし、共に目指したのは『釣れる竿』という、たったひとつの真理だった。

開発の起点となったのは『ラインスラック』と呼ばれる現象。竿先から水面までの間に存在する、その弛緩したラインの状態にDAIWAは着目した。魚に違和感を与えず、テンションが保たれたラインでは得ることができない喰わせの間を如何に演出するのか。アングラーの技量を問わず、ロッド自体がオートマティックに生み出すことはできないのか。最大限に心血を注ぎ、フィールドテストを繰り返し着地点を求めていった。

『SG』はいわばワーミング系ロッドに与えれられたシリーズ名。およそ第3〜第4ガイドから曲がり始め、先端は硬い『への字』曲がりのテーパー設計。喰わせの間を作るのみならず、その張りのあるティップはあらゆるストラクチャーやカバーを敏感に察知する高い感度も身に付けた。スタックを即座に躱し、操作性の高さにも無論、大きく貢献する。

『LG』はムービングルアー系ロッドのシリーズ。ワイヤーベイトやビッグベイトの一部を含むリップレスベイト向けモデルにはSGと同様の設計を適用してスラックを活用。クランクベイトを始めとするリップ付きベイト向けには先端から曲がる低弾性ティップを組み合わせ、そのしなやかさが絶妙なラインスラックを生むことに成功した。いずれもグラス同等の粘りを持たせた低〜中弾性カーボンを採用した一方で、カーボンならではの軽さと張りがキャスタビリティの向上へと繋げている点にも注目したい。

適材適所のマテリアル配分、ロッドの本質を決定付ける最適なテーパー設計、そして何より現場のリアルを知るDAIWA WORKSの開発力とチームワーク。DAIWAロッドテクノロジーの粋を尽くした新生BLX。本当に『釣れる竿』がここにある。

「高弾性カーボンマテリアル=高感度と誰もが考えてきたが、一概に素材だけでは決まらない。道具となったときに差が出るのだと改めて実感した」。

BLXの開発に深く携わってきた霞ヶ浦の手練、草深幸範。SGシリーズのインプレッションを問うと即座にこう返した。巧みなDAIWAロッドエンジニアリングを手放しで称える。

「ワーミングロッドはややもすればすべて撃ち物ロッドと捉えられがち。しかし、ラバージグとテキサスリグでは求められる性能が大きく異なる」。

両者を比較すれば抵抗の強いジグに対して、弱いテキサス。ハードボトムや地形の起伏での「当たり」は異なり、ロッドに求められる性能も異なって真なりだ。

「例えば、敢えてスタックさせるのか否か。与えられた使命を徹底すべく、各モデルごとに生命が吹き込んでいった」。

ブランクス自体の軽さに加え、軽いグリッピングと高い操作性を実現するエアセンサースリムフィットも高感度に寄与しているという。その優れた感度には、房総半島のスーパーロコにして、18H-1グランプリA.O.Y.を獲得した折金一樹も驚きを隠せない。

「元々、感度に関しては強く意識していない人間だった。しかし、自分の中でその概念が大きく変化した。高い感度は明らかに武器になるのだと」。

ムービンク系シリーズのLGにもその効果は波及。折金がその高い感度にも増して、殊更に強く実感したのは、優れたキャスタビリティだったという。プロトのLG631L+RBを実戦投入したのは18夏に新利根川で行われたH-1グランプリのことだった。

「向かったのは最上流。移動時間が長く、現場で釣りができるのは2時間のみ。100投できるかどうか。1投も無駄にできない状況」。

ミスキャストしたルアーを回収する時間は言語道断。1投のクォリティを上げることは至上命題。狙うはやや沖めに沈むオダ。岸側は浅く障害物も多いため、クランクベイトを潜らせるまでの助走距離が取りにくい。急潜行モデルを選び、精度の高いキャストが要求された。

「ティップにブレがないからピンを正確に狙える。ルアーが動く挙動と水深、それに水中の様子が明確にわかった」。

確信を得て100投余りを投げ切った折金は見事優勝へと繋げるキッカーをキャッチ。続く試合も連勝を遂げ、18A.O.Y.の栄冠を獲得。発売を待たずしてウイニングに輝いたBLXの実力は推して知るべしだろう。

一方、新生BLXに存在するフロッグ用ロッドの開発を手がけた内山幸也は、先のふたりとはまた別の視線でプロトを研鑽した。

「張りのSG 、乗せのLG。僕の場合は、こう理解して開発を進めていった」。

番手表記のラストに『FR(OG)』の文字を繋ぐのは計3モデル。シリーズ名を確認すれば『SG』と『LG』の両シリーズに渡って存在しているのは意外な事実だ。

「フロッグの釣りとは、伸びの少ないPEラインを組み合わせ操作性を重視するのが基本。となれば、通常はSGに有効性を見出せる」。

遠投性能とヘビーカバー攻略を見据えた71と、取り回しと手返しの良さを追求した67はSGベースで開発は進んだ。しかし、ショートレングスの63だけは難航を極めたという。

「小型フロッグをターゲットにしたモデルが63。そこにSGのテーパーでは垂らしを長くしたキャストが必要になり、遠投するには卓越したスキルが必要となる」。

キャスタビリティに優れるLGテーパーを決断したのは必然だった。本来ムービングルアー系のブランクは、ルアーの重みを乗せやすく振り抜きやすい。しかし、操作性とフッキングパワーに不安を残すのではないか。再びの難航が内山の頭を悩ませた。

「全モデルに共通のティップからバットまでのX45で締め上げ。軸ブレを起こさないキャスタビリティに加え、ロスのないバットパワーを持ち合わせることに成功した」。

最先端のDAIWAロッドテクノロジーが不可能を可能にしたのは言うまでもない。3モデル共にPEのティップ絡みを防ぐLDBガイドを搭載。万全のスペックでフィールドに飛び出すその日を待っている。

質実剛健ロッドの、感度と操作性に特化したSG

BLACK LABEL SG

ブラックレーベル SG(センシティビティ・オブ・グラファイト)

BLACK LABEL SG 6102M+RB

BLACK LABEL SG 671MHFB-FR

BLACK LABEL SG 641L/ML+XS

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質実剛健ロッドの、曲がりと粘りと軽さのLG

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ブラックレーベル LG(リンバーネス・オブ・グラファイト)

BLACK LABEL LG 631MHFB-FR

BLACK LABEL LG 741MHRB

BLACK LABEL LG 6101MLFS

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