より高輝度な反射光を
より広範囲に放つ。
「鏡面反射方式」と「再帰性反射方式」を採用
レーザーインパクトの反射はベイトフィッシュの体と同じ「鏡面反射方式」で、入射光がほぼ減衰せず、そのまま一方向へと反射される。また、光源に対して反射光が戻っていく「再帰性反射方式」を組み合わせている。一方、従来ルアーで用いられてきたホログラムなどは「拡散反射方式」で、反射光の方向は広くなるが輝度が低く、遠くへ届かない
革新的なレーザーインパクトの反射構造
ルアーに対し光が入ると、多面体に当たる角度により入射してきた方向に返る光と多面体を透過する光に分かれ、透過した光は内部の鏡面反射板によって別の方向へ反射される。この現象が、緻密な計算に基づいて配置された数百個すべての多面体において発生することで、ひとつひとつが高輝度の光を多方向に拡散する
あらゆる方向に強烈な反射光を放つ3Dマルチ反射構造(PAT.P)
通常ルアーの金型の表面仕上げでは行わない非常に細かな仕上げ加工と、成型後の表面処理により、鏡のように磨き上げたピラミッド型の多面体を、ボディの内側に数百個配置するとともに、ボディ内部に鏡面反射板を内蔵。「再帰性反射」と「鏡面反射」を同時に行うこの3Dマルチ反射構造により、これまでにない強烈な反射光を広範囲に放つルアーが完成
フィッシュイーターがエサを捕捉するときにまず探すのは何か。それは、魚体が放つ反射光である。イワシなどのベイトフィッシュは、入射した光をほぼ完全に反射する「鏡面反射」構造を皮膚に持っており、これがフィッシュイーターの捕食本能を刺激する強烈なギラつきを発生させるのである。
そのため、これまでも強く光るとされるルアーが数多く製造されてきたが、そのほとんどは「拡散反射」と呼ばれる反射方式によるもので、実際に水中で見ると、光が届く範囲がわずか数メートルに過ぎなかったり、光の方向が一定だったりして、広範囲にアピールできていないのが現実である。
そこでダイワはベイトフィッシュと同様に輝度をほぼ減衰させず返す「鏡面反射」と、入射した光をそのまま光源方向に返す「再帰性反射」を組み合わせることで、より高輝度の光と広範囲への反射を叶える新技術を開発。それがレーザーインパクトだ。
この革新的なテクノロジーは、鏡のように平滑に磨き上げた反射面を持つピラミッド型の多面体をボディ内側に数百個配置し、さらにボディ内部に鏡面反射板を内蔵。従来とは全く異なる3Dマルチ反射構造により、さまざまな方向を向く約1000枚の反射鏡を内蔵しているのと同様の高輝度・多方向への反射を実現する(当社調べ)。
しかも、反射方向から外れた瞬間は光が消えるため、明滅が発生。水中でギラリと光るリアルな煌めきは、まさにベイトフィッシュそのものだ。