ジョグパワーレバーで、
やり取りが、本当に面白くなった。
ジョグパワーレバー。直感的な操作が可能
ダイワが2011年に投入し、現在はほぼすべての機種に搭載しているジョグパワーレバーは、リールをホールドしたその手の親指での片手操作を可能にした機構。手に伝わる魚の引きに合わせて瞬時に直感的にコントロールでき、手巻きリールのハンドルを巻くごとく、従来の電動では味わえなかった細やかで繊細なやり取りを実現した
LEOBRITZ 200J
シーボーグの弟分であるレオブリッツはコストパフォーマンスに優れたモデル
SEABORG G200J
本体自重520gと軽量コンパクト。Gは電動ジギングにも対応するハイパワー&タフ仕様だ
ワンハンド操作のジョグパワーレバー
片手持ちするケースが多い200~400番は、ジョグパワーレバーをリールを持つ手の親指だけで操作しやすい位置にマウント。フリーになったもう一方の手で、タモを持ったり、飲み物を摂ったりもできる
500番以上は2タイプのレバーを搭載
タックルを置き竿にも手持ちにもすることがある500番以上のサイズは、ジョグパワーレバーと、従来のパワーレバーの両方を搭載。釣種やシチュエーションに合わせて使い分けが可能だ
電動リールの軽量小型化革命はダイワから始まった。
2004年、ダイワは「手持ちコンセプト」を提唱する。かつて電動リールは、重たくデカく、船べりにドカッと据え付けて使うものだった。その常識をダイワはがらりと覆した。電動リールを手で持ち、軽快に釣りをすることができる、革新的なまでにコンパクトな電動リールを世に送り出したのだ。
それは船釣りの世界に大きな変革をもたらすことになった。置き竿でじっと待つスタイルから、手持ちで繊細に誘い、アタリを体で感じ、瞬時にアワセる、ゲーム性に溢れた釣りが、電動の世界にも広がっていったのである。
むろんダイワの電動リールは、小型であれどもパワー、耐久性が高く、加えて操作性の高さも特長だ。
その操作性の象徴は、スプールの上にマウントされたジョグパワーレバー。竿を持っている片手の親指一本で軽く触れて操作するだけで、思うがままの巻き上げスピードにコントロール可能だ。例えば、掛けた魚が急に突っ込めば、わずかに緩めたりもできる。細かい誘いもできる。小さなアタリにジョグを回してスッとアワセを入れることも可能だ。
こういう感覚的な機微は、カタログに載せた数字ではお伝えしづらいかもしれない。でも、お使いいただければうんうん、なるほど、と思っていただけるような、アングラーの気持ちに寄り添ったスペックだ。ダイワテクノロジーの本質はそこにある。