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GINEI KYOGI A
銀影競技 A
2017.02 発売予定
H90
(画像をクリックすると拡大画像が表示されます)
その力と粘りは、“メがトルク”を脅かす。
軽さはそのまま。もっと強く、そして速く。

オトリを引けば滑らかな動きで広範囲をテンポよく探れる、軽い胴調子が「A」。それは小石底の天然遡上河川で爆発的な威力を発揮する、“束釣り調子”とも言われている。しかし近年、瀬釣りに限らず背バリやオモリの使用機会が増え、水中糸もトラブルが少ない太めが選ばれる傾向にある。また、ハリの進化に伴い、やり取りのスピードアップもさらに必要となってきた。フィールドにおいては、放流技術や環境変化による鮎の大型化も顕在化している。以上をふまえれば、生まれ変わる競技Aのコンセプトは必然的に1つの方向を示す。軽さはそのままに、もっと強く。ブランクを肉厚にして“筋肉量”を増すと同時に、重心バランスをさらに改良。そして生まれたのが、前作よりも「手にして軽く」「使って軽く」、そしてパワー&スピードに満ちあふれた競技Aなのである。

現在の理想型は「H」。 この進化の果てに 「XH」=EXTRA HARDは 誕生した。
新しい競技Aのラインナップは「AH」を軸に開発。前作より半ランク以上パワーアップしただけでなく、粘りと引き性能を大幅に高めた。特に粘りを重視して曲がり込むようにしたため、中硬硬(強)でありながらも早瀬抜クラスのパワーと粘りを獲得。25cmクラスまで対応し、もっとも使用機会の幅が広いアイテムである。そして今回の進化の果てに生まれたのが「XH」。Aの軽さとHのパワーを極限まで突き詰め、“ライトモンスター”に肉薄。奈良県吉野川のテストでは27cmクラスを瀬から引き抜くポテンシャルを見せつけた。(※図はコンピュータ解析上のデータであり、実際の曲がりとは多少異なる場合があります。)

テクノロジーの進化が、理想を現実にする。
強さと軽さを向上させる[スーパーSVFナノプラス]
カーボン繊維同士をつなぐ樹脂(ミクロンサイズ)を、はるかに小さいナノサイズ(ミクロンの1/1000)として混合する技術がナノアロイ®。これにより樹脂の高弾性化、高靭性化が図られ、複合材料の曲げ強度が向上する。ナノプラスとは、このナノアロイ®テクノロジー適応材料を、ダイワ独自の設計手法および製造手法により、機種ごとに最適化をおこなうこと。つまり競技Aシリーズにおいては、ロッドブランクに採用された素材「スーパーSVFナノプラス」が適応材料であり、「マスターエディションA」「AH」「XH」の高強度化・自重バランスの向上を実現する原動力となっている。
操作性と感度を極める
『SMTチューブラー(軽量・パワー型)』
パワーが増したからこそ更に重要な
フィネス&ソフトの『SMT(ソリッド:ハイテーパー型)』
『SMTチューブラー(軽量・パワー型)』による圧倒的感度は、高い操作性とパワーを備えながら、カーボンチューブラーをも超える。Aシリーズにおいてチューブラー穂先は、調子特性を発揮するためにマストというべき存在だが、その調子特性をさらに発揮、向上させてなお、野鮎を見つけるためのソナー的役割を担うのが、競技Aに新たに搭載された『SMTチューブラー(軽量・パワー型)』の使命なのである。 ロッドパワーが増したからこそ、存在意義がさらに高まったといえるのが『SMT(ソリッド:ハイテーパー型)』。フィネス&ソフトの特性を持つ穂先は、シーズン初期や小型鮎などへの対応力を上げてくれる。高比重メタルラインとの相性もよく、今回の競技Aシリーズに標準装備される。
2つのチャージリング+Vコブシで際立つ操作性

Aのような胴調子はオトリを引きやすい半面、止めたり細かい操作がやや苦手な側面もある。新しい競技Aシリーズは初の、一節にチャージリング2カ所採用。これで“曲がりのアクセント”を生み出し、キレのある操作を可能にした。 同時に搭載されるVコブシはもちろん引き性能を高める効果もあるが、中節から元竿にかけての節長が長くなりタメ性能がアップ。押しの強い流れを安心して攻略できる。

これがAの新基軸
軽さと引きのオールラウンダー「H」。
軽さと引き性能はそのままに、小技の利く操作性とパワー、一層の粘りを付加することが競技Aシリーズの新たなテーマであり、そして難題であった。これまでのテクノロジーに加え、新たに「スーパーSVFナノプラス」と2つのチャージリングを駆使して生まれた新基軸が「H」。先調子の競技Tオールラウンダーと対を成す存在であり、パワー的にも肉薄。穂先に2つの『SMT』も備え、サイズ、フィールド、仕掛けなどへの対応力がもっとも幅広い“胴調子のオールラウンダー”と呼べる存在に登り詰めた。
新たな必要性を感じていた、僕の“オールラウンダー”。 ― 有岡只祐

「もともと僕が得意なのは浅い小石底の天然遡上河川。だから、しなやかな竿をよく使っていました。逆に水深が深くて押しが強くなると釣果がそれほど出ていなかった、理由は、しなやかすぎるとこういう状況ではコントロール性が落ちるし、オトリを安定させにくくなり川底を切るから、反応が鈍くなること。だからもう少しパワー系の釣りに強く、オトリコントロールに優れた胴調子の竿の必要性を感じていました。『AH』は九頭竜川の五松橋周辺や、高知でいうと仁淀川、物部川、奈半利川にピッタリですね」

迫る強さは“ライトモンスター”
軽さと動きはAの血脈「EXTRA HARD」。
シリーズの進化の果てに生まれた新たなパワーモデルが「XH」。ライトモンスター(競技メガトルク早瀬抜)に肉薄するパワーと粘りは25、26cmを射程内に収め、オトリコントロールやオモリ対応力もアップした。感度・操作性はあくまでも「競技」であり、調子は「A」。メガ調子とは異なる“オトリの面の動き”で野鮎にアピールし、盛期のトーナメントで活躍するだろう。オプションの90⇔93用替#3パーツ(別売)を搭載すれば、岡崎孝が“那珂川烏山モンスター”と感嘆するアクションに変貌。2つの『SMT』と併せてシーズン初期から活躍する“超・汎用性”を有する。
メガのパワーにAの軽さ。沖へのスライドが効果的。 ― 瀬田 匡志

「使う状況や魚のサイズは“ライトモンスター”に近いですが、『SMTチューブラー(軽量・パワー型)』の感度が高く、操作性に関しても軽快感が伴います。オトリがついてくるか、こないか、というギリギリで引くと4番くらいまで曲がり込むんですが、そこで軽くテンションを抜くと、スッと沖へ動く動きが出せます。瀬の中でこの“掛かる動き”を演出できるのは、凄い武器になりますね。最大の違いは軽さもそうですが『XH』の方が下竿での面の動きを出しやすく、攻めるエリアが更に広くなることですね。」

中節を交換し、長さと調子を変える新構造「スイッチシステム」(別売設定)

#3番の1節交換パターン(別売設定)

90のベースとなる調子に対して93にした場合、柔軟で曲がる先端部分が長くなるため、半ランク程柔らかくなり、特に操作時のマイルド感やオトリの安定性が向上する。(※コンピュータの解析上のデータであり、実際の曲がりとは多少異なる場合があります。)

DAIWA TECHNOLOGY
画像 ■ESS(感性領域設計システム)
ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生する。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要なファクターである。ダイワは、この「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを開発。「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、エキスパートの感性と呼ばれる領域まで解析・数値化し、ロッドに反映する事を可能にした。また『X45』や『SMT』、『Vコブシ』などダイワテクノロジーのポテンシャルを最大限引き出し、有効且つ機能的に活用することもできる。理想を越える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム。
画像
画像 ■ナノプラス
カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う複数種類の樹脂(レジン)を、ナノメートルオーダーで混合する特殊な技術により、樹脂の高性能化・高機能化を実現した東レ(株)ナノアロイ®テクノロジー適応材料を、ダイワ独自の設計手法および製造手法により、機種毎に最適化を行い、ロッドブランクの更なる高強度化・軽量化を可能にした。
画像 【PBT/PCナノアロイ®の構造比較】
ナノアロイ®とは、カーボン繊維同士を繋ぐ接着剤である樹脂(ミクロンサイズ)を、通常よりもはるかに細かいナノサイズ(ミクロンの1/1000)として混合する技術。これにより、樹脂の高弾性化、高靭性化が図られ、コンポジットとしての曲げ強度が向上。結果、強度と軽量を両立したロッド作りが可能になる。
画像 ■スーパーSVFナノプラスカーボン
ダイワはロッド性能にもっとも影響を与えるカーボンシートにおいて、繊維そのものの高弾性化は勿論、カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う樹脂(レジン)量に対する機能向上に着目。贅肉ともいえるレジンの量を減らし、筋肉となるカーボン繊維の密度を高めることで、より強く、より軽く、より細いロッドの開発を進めている。「スーパーSVF」は、SVFより更にレジン量を減らす事で、軽さとパワーを高いレベルで実現し圧倒的なパフォーマンスを発揮する超々高密度カーボン。
画像 ■SMT(スーパーメタルトップ)
超弾性チタン合金を採用し、カーボン素材では不可能な驚くべき感度を実現する『SMT(スーパーメタルトップ)』。超弾性チタン合金をチューブラー(中空)構造にし、秀でた操作性と感度を実現した革新的穂先。また、高負荷の釣りにも対応するパワーを備える。
画像 ■X45
カーボン繊維の巻き角度は竿先に対して0°・45°・90°がそれぞれ曲げ・ツブレ・ネジレに対して最大の弾性を有する。他のX構造のように中間の角度にした場合、それぞれの弾性が低いためパワーロスの原因となる。また中間の角度で「X45」と同等のパワーを発揮させるためにはかなりの重量アップが必要となる。最も弾性率の高い3つの角度を採用している「X45」はロッドの変形を防いでパワー・操作性・感度を向上させる最適構造なのである(世界共通の商標として「Xトルク」から「X45」に呼称変更)。
画像 ■スーパーリング構造
カーボンシートの巻き始めと巻き終わりの重なる部分の重なりシロを限りなくゼロに近づけてロッドを形成する技術。軽量化は勿論、繊細なロッド操作や引き抜き時の弾道が安定。
画像 ■スペシャルV-ジョイント(#1~3はV-ジョイント)
パワーロスが生じがちな節の合わせ部にダイワ独自のバイアス構造を採用することで、ワンピースのような美しい曲がりを可能にし、負荷が掛かった時の節の歪みを抑えてパワーロスを減少させることに成功。さらに従来必要とされていた合わせ部の重ね代を極限まで減らしたのがスペシャルV-ジョイント。これによって重量を軽減しながらいっそう歪みの少ないロッドを作り上げることができる。
画像 ■ゼロコーティング(#1~元上)
カーボンの素材感を残しながらも、鮮やかな色彩を放つダイワ独自の外観処理。無塗装に極めて近いため、カーボン素材の性能を十二分に発揮させることができる。※節または部位で、使用するカーボン素材の影響等により濃淡が生じる場合があります。
画像 ■Vコブシ設計
先端部#1~#3を短くセッティングすることで竿先の安定性を高め、感度の向上を図る設計思想。同時に中節~元竿は節長が長くなる胴長設計と組み合わせることにより、パワーと操作性・感度を兼ね備えたロッドを実現。
画像 ■セーフティフックタイプメタカラマン
穂先に仕掛けを直接つなげることで感度が大幅にアップ。仕掛けを取り付ける部分が回転するので糸ヨレや糸絡みも防ぐ。
画像 ■節落ち・食いつき防止合わせ
下節の上部内面に僅かな出っ張り(異形部)を作り、強い密着部分をつくることで実釣時に起こる節落ちを防止する。さらに、その異形合わせによる空気層が固着トラブルも防ぐ。
画像 ■固着防止リング
固着を防ぐため接合部分に空気層を作る溝(リング)切り加工を、節の太さによって幅と本数を変えながら施す構造。

その他の機能・仕様

  • 新触感グリップ
  • 銘板付き下栓
  • 元竿口金処理
銀影競技 A
品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径[替穂]
/元径
(mm)
錘負荷
/替穂
(号)
適合水中糸 カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格
(円)
JAN
コード
メタル ナイロン
H85・E 8.49 8 143 206 1.2(1.1)
[0.8(0.75)]
/24.5
0-5/0-3 0.02-0.2 0.125-0.6 99 252,000 079501*
H90・E 8.99 8 143 224 1.2(1.1)
[0.8(0.75)]
/24.5
0-5/0-3 0.02-0.2 0.125-0.6 99 267,000 079518*
XH90・E 8.99 8 143 229 1.2(1.1)
[0.9(0.85)]
/24.5
0-5/0-3 0.03-0.2 0.125-0.6 99 272,000 079525*
※先径は竿先から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径、( )内は素材先端部の外径です。
付属品
  • SMT(スーパーメタルトップ)標準替穂先
  • ニット竿袋
専用設計の別売替中節を設定
  • 90⇔93/85⇔87.5用替#3パーツ
    メーカー希望本体価格 30,000円

メタルトップご使用上の注意

■メタルトップの温度変化について。
超弾性チタン合金は素材の特性上、5℃以下の低温環境では弾性が低下し、穂先の戻りが遅くなってくるという事象が起こります。早朝・夜間の極端な冷え込みや風の影響で、気が付く程度の曲がりが生じることがあります。更に0℃以下の環境で弾性低下は、より進行し穂先が曲がったまま戻らない現象が起こります。いずれの場合も気温が上昇すれば本来の超弾性に戻り通常のご使用が可能になります。

■過度な屈曲を生じるようなご使用はお避けください。
メタルトップは、通常操作においては快適にご使用いただけますが、巻き込み・穂先の糸がらみ等外的要因による過度な屈曲には、クセ(塑性変形)が残ったり、また金属疲労により破損する可能性があります。

■万一のクセは、手で修正できます。
2のように万一クセが残った場合は、曲っている側と逆の方向にゆっくり曲げることで、修正ができます。ただし、クセの修正を繰り返しますと金属疲労の原因となりますので、巻き込み等クセが残るような操作はお避けください。

快適にご使用いただくため、取扱説明書は必ずお読み下さい。