BASSMASTER CLASSIC 2018

ダイワ契約プロ
3選手が世界最高峰の大会
『バスマスタークラシック』に出場

メディアデー

世界各国からメディアが集まるメディアデー。世界最大級のバスフィッシングイベントにメディアの関心も高い。ダイワ契約プロからは2014年のチャンピオンであるランディ・ハウエル、昨年出場2回目ながら二日目までトップを走り優勝に肉薄したブレント・エーラー、そしてここ数年実力を伸ばしついに初出場をもぎとったセス・ファイダーのベテランから若手の3選手が出場する。経験・勢い、共に感じられる選手たちに取材陣が集まる。翌日からの熾烈な争いを前に各選手のモチベーションが高まっていくのが感じられる。

1日目

メディアデーで選手が口にした不安はいつもより水位が高いことによる魚の分散。なかなか的が絞りづらく 難しい展開が予想された。それがダイワ3選手の1日目の結果をわけたのかもしれない。もっとも好位置に付けたのはブレント・エーラー。総合4位につけ幸先の良いスタートを切ることができた。セス・ファイダーは総合29位とまずまずの位置といったところ。本人も誤算なのは42位のランディ・ハウエル。とはいえ百戦錬磨のアングラーにはここから修正する力がある。彼も最後に口にしている『明日だよ。明日』まだ勝負は始まったばかりだ。

2日目

運命の二日目。この日までの結果により最終日まで進めるのは約半数の25名に絞られる。早朝から雨が降りしきるタフコンディションの中で順調に数を伸ばしたのはブレント・エーラーとセス・ファイダー。二人は25位のラインを超え、最終日にコマを進めた。ランディ・ハウエルは残念ながら26位という僅差で逃す結果となったものの、彼はトップオブトップの大会の中でシビアな戦いを繰り広げてくれた。

最終日

前日9位のブレントが大躍進。実況の中で猛追をした彼は暫定3位まで順位を伸ばす。実況ではある時間からは速報がストップ。その後も数を伸ばすと共にサイズアップが図られて行く。ブレントのテンションがあがり、見ている側も目が離せない。決着はウェイイン会場へ。2日目の上位6人『スーパー6』への挑戦権を手にしたブレントではあったが、最後の壁に阻まれ最終順位は2位。初出場のセス・ファイダーは最終日のビッグバス賞を獲得する活躍をみせた。だが、もう次の戦いへの幕が開けている。来年のクラシックがまた楽しみになった。

Bassmaster Classic DAIWA Anglers

Lake Hartwell Greenville SC